「家事代行、気になるけど……正直、ちょっと抵抗がある。」
でもその“抵抗”は、
知らない人が来ることそのものよりも、
- 生活を見られる気がする
- ちゃんとできてない自分を否定されそう
- 私なんかが頼んでいいのかな
そんな心の境界線に触れそうな感覚から来ているのかもしれません。
それは弱さではなく、
自分を守ろうとする、とても自然な感情です。
この記事は、
現役で家事代行サービスを提供している立場と、
実際に利用者としてサービスを受けた経験、
両方を持つ私が書いています。
「頼む側」と「サービスする側」
両方の気持ちを知っているからこそ、
その間で揺れる“抵抗”を、
否定せずに言葉にしたいと思いました。

この記事を読んでわかること
- なぜ家事代行に“抵抗”を感じてしまうのか
- 現場から見た“頼るのが苦手な人”の本音
- よくある不安と、その本当の正体
- 私自身が、依頼する側になった体験談
- 抵抗があっても、安心して選ぶための視点
家事代行に抵抗を感じる理由は「境界線」

家事代行への抵抗は、
あなたが大切にしている境界線がある証拠です。
家は、ただの空間ではありません。
- 頑張ってきた証
- くつろぐ場所
- 見せたくない自分がいる場所
そこに他人が入ることは、
「手伝ってもらう」以上に、
自分の内側を見せることでもあります。
だから抵抗を感じるのは、
とても自然なことです。
現場から見た“家事代行に抵抗がある人”の本音
実は、強く抵抗を感じている人ほど、
- ちゃんとしたい
- 迷惑をかけたくない
- 頼るのが苦手
そんな“まじめな人”がとても多いです。

「便利なのはわかるけど…なんか頼むのに抵抗があって。」

「その感覚、とても自然ですよ。無理に消さなくて大丈夫です。」
家事代行に抵抗がある人のよくある悩み

他人が触るのが嫌
自分の物や空間は、
あなたの安心そのものです。
→ 答え
触ってほしくない場所や物は、
事前に伝えてOK。
すべてを任せる必要はありません。
生活を見られるのが怖い
「うまくできていない自分」を
そのまま見せる感覚になります。
→ 答え
キャストは評価ではなく、
“整えるポイント”を見ています。
家事代行ってお金持ちのものじゃないの?
そんなイメージ、ありませんか?
→ 答え
実際のところ、最近は
1回3,000〜5,000円台から使えるサービスも多く、
“特別な人のもの”というより、
「一時的に余裕を取り戻すための選択肢」になってきています。
私が頼んでいい気がしない
まじめな人ほど、そう感じます。
→ 答え
頼っていい基準は“他人”ではなく“あなた”。
今しんどいなら、それで十分です。
本当に散らかっていても大丈夫なの?
「片付けてから呼ばなきゃ」と思ってしまいますよね。
→ 答え
家事代行は“整えるため”に呼ぶもの。
今の状態から一緒に整えます。
私自身も、抵抗がありました(体験談)

整理整頓は、ずっと苦手でした。
だから以前は、
「物を増やさない暮らし」を意識して、
できるだけ持たないようにしていました。
それなら、なんとか回せていたんです。
でも、結婚して子どもが生まれてから、
そのやり方は通用しなくなりました。
子ども用品、専用の食材、日用品。
“必要な物”が、どんどん増えていきました。
それでも最初は、
「この機会にちゃんとできるようになろう」
「苦手なままじゃダメだ」と思って、
自分なりに頑張っていました。
でも、小さな子どもの世話をしながら、
掃除をして、仕事もして、
その上で苦手な整理整頓までやるのは、
正直とても大変でした。
気づけばパントリーは溢れかえり、
どこに何があるのかも分からなくなっていました。
その光景を見るたびに、
「私はなんでこんなにできないんだろう」
と、自分を責めるようになっていました。
それでも、キャストとして働いている立場なのに、
自分が頼るなんて“負け”のようで、
とても抵抗がありました。
思い切って、頼ることにしました
でも、このままでは心も生活もすり減ると思い、
思い切ってカジーで整理整頓をお願いしました。
一度すべてを出して、
必要・不急・不要に分け、
必要な物を取り出しやすい位置へ。
たった3時間で、見違えるほど整いました。
その間、キャストさんは一度も否定せず、
「子育てしながらだと大変ですよね」と
そのまま受け止めてくれました。
そのとき、
「もっと早く頼ってもよかったんだ」
と、心から思いました。

「頼っていいんだって、思えたら少し楽になった。」

「それで十分です。今日は“知れた”だけでも一歩ですよ。」
越えなくていい境界線もある

- 入ってほしくない部屋を決める
- 最初は一部だけ頼む
- 今日はやめる
すべて、正解です。
行動にうつすには(見るだけでOK)「まだ迷っている」
そのままで大丈夫です。
みなと「決める必要はありません。
ただ“どんな選択肢があるか”を知っておくと、
迷った時に心が軽くなることがあります。迷いながら進むのも、
立ち止まるのも、
どちらも大丈夫です。よかったら、こちらの記事も参考にしてみてください。」
🔗 考えを整理した記事はこちら
まずは“見るだけ”で十分。
まとめ よくある抵抗への答え
- 他人が触るのが嫌
→ 触ってほしくない場所は、事前に伝えてOK。 - 生活を見られるのが怖い
→ キャストは“評価”ではなく“作業ポイント”を見ています。 - お金持ちのものじゃないの?
→ 実際は、余裕がなくなった人ほど利用しています。 - 私が頼んでいいの?
→ 基準は“他人”ではなく“あなたのしんどさ”。 - 散らかっていても大丈夫?
→ 整ってから呼ぶのではなく、整えるために呼ぶもの。
抵抗があるのは、
あなたが弱いからではありません。
自分を守ってきた証です。
越えるかどうかは、
あなたが決めていい。


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